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人工(人造)大理石と聞けば、大理石のような「石」または「マーブル調」なものを想像するかもしれません。しかし、人工(人造)大理石とは合成樹脂と無機物を混ぜて加工したものであり、天然大理石にはない色も作ることができます。
高級感が出せ、価格も安く作ることが出来るため人気があります。人工(人造)大理石に使われている樹脂は、ポリエステル系とアクリル系があります。
ユニットバスの床面などでSMC成形による人工大理石の製品の一部にカビナイトによる脱色(変色)事故の発生例があります。
SMC成形材の中には酸やアルカリに弱い組成のものがあることが判っており、製造メーカーもこれら製品の取扱説明書の文中に「中性洗浄剤以外の使用禁止」を明記していますが、消費者がこのことを充分に理解しているかどうかは別問題だと思われます。
脱色(変色)の原因
SMC組成中の炭酸カルシウムが乳酸と反応したためと推測される。(炭酸カルシウムが乳酸と反応⇒乳酸カルシウム(水溶性)に変化)
過去の事故例
H9年8月 カビコロジ(サンデーペイントへのOEM品) ユニットバス・ダークグレイ(T社製) 東京M様宅 H9年11月 カビチェック(カタログハウスへのOEM品) ユニットバス・ダークグレイ(T社製) 東京S様宅 H10年7月 カビ御用 (島津製作所NB品) ユニットバス・グレイ(N社製) 北九州市O様宅 H12年6月 カビナイト ユニットバス・ダークグレイ(M社製) 藤沢市T様宅
対応方法
専門業者による補修。(変色部分又は全面の表面を削り、同材質をスプレー後に加熱硬化させる)
ご愛用者の皆様へ
ご自宅のユニットバスやキッチン周りがSMC成形による人工大理石かどうかの判別が困難な場合、製造メーカーへのお問合せをお奨めします。
ユニットバスの場合、壁の素材(色)と床面の素材(色)が違っている場合はSMC成形による人工大理石である可能性が高いため、ご使用をお止めくださるようお願いいたします。
(注:全てのSMC成形材がカビナイトによる変色を起こす訳ではありません。)
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